トレーニングを受ける前は、線が細いことを指摘されたり、国際大会で外国人選手とのフィジカルの差を感じることが多かった。2019年からトレーニングを受け始め、コロナ渦で東京オリンピックが1年延期になった際も遠隔で指導してらい、2021年頃には他の選手やコーチ、自分でもフィジカルが強化されたと自覚することができた。東京オリンピック本番では外国人選手相手にフィジカルで劣るとは全く感じず、むしろフィジカルでも勝っていると実感することができた。

階級制のレスリング競技において、重量級の私の課題は何といってもフィジカル面でした。徹底したウエイトトレーニングで身体は一回り大きくなり、また拳上重量が数字として可視化されることによって自信にも繋がりました。ただ筋量を増やすだけではなく、ハイクリーンなどのクイックリフトでスピードも強化、さらにはバイクトレーニングでスタミナ面も強化し、心身ともにレベルアップして国際大会に臨むことができました。これまで発揮し切れていなかった技術も、フィジカル強化に伴いより多く発揮できるようになり、世界の強豪選手と闘う土台ができました。

沼田さんは私の課題や目的、細かくこのような筋力をつけたいと言った要望にしっかり応じたトレーニングを考えて親身になって行ってくださいました！
沼田さんにトレーニングを見てもらってから体の動かし方や筋力もしっかりつきました！

沼田さんには、2018年からお世話になっています。地方に住んでいる私ですが、こちらのトレーニング環境に合わせた遠隔でのトレーニングを組んでもらっています。元々競技をしている中で怪我はしづらいタイプの私ですが、沼田さんと知り合い、トレーニングメニューやストレッチ方法、練習前のコンディショニング方法も教えてもらうようになり、より怪我も減り、身体の使い方もわかるようになったため、レスリングのタックルにおける動作でも効果を実感できました。

大会が近い期間、強化をする期間などメニューをいくつか作成、更新していただき、必要なトレーニングを正確に行えるよう指導をしてくださっております。
ウエイトトレーニングでの刺激がスイムトレーニングにつながる場面も多く、選手に寄り添った指導も前のめりに取り組む理由の一つです。

私は最重量級で戦うにあたり、身体作りが課題でした。海外の選手は手足が長く、骨格に恵まれていてパワーもあります。日本の最重量級がトップに立つには海外選手に負けないフィジカルが必要だと感じた時に沼田さんに出会い、指導をして頂きました。レスリングに必要な動きを取り入れながらトレーニングしていただいたおかげで私の持ち味であるスピードも活かしたパワーのあるレスリングが出来るようになりました。

２０１８年から７年に渡り、チームのストレングス強化の中心を担っていただいています。選手はフルタイムで働く社員選手が多く、トレーニングの時間が限られる中、それぞれの環境を理解したうえで少しでも成長されるためのアプローチをしていただいています。また、コーチ陣にも積極的な提案や助言をしてくれることで、スキル面の指導と連動したストレングス強化につながっています。